2014年2月7日

田んぼの常連になってみる(その3)

前回までに書いたように田んぼの常連になってみると、
なんというか、その田んぼの方向に台風が向かってるとか、
大雨が大変らしいとか、雨が降らないとか、
そんなことが一々気になってきたりするんだよね。

これまで都会の人間は、
「カネを払うから食い物を寄越せ」という感覚で生産地と意識が切り離されながら
生きて食ってる奴らが多過ぎたと思う。

食い物を作るというのはおもしろいけど大変なことで、
毎日現場で作っている人の気持ちをその何十分の一でもわかっていると、
いろいろ違ってくると思うんだよね。
そういうことは、本で読んですぐにわかるようなもんでもなくて、
時間かけて付き合ってみるしかないんじゃないかなーと思うんだよね。

十日町若井さん4

食ってる自分も人だし、作ってるのも人ってことかな。


エンテツの米の話

遠藤哲夫(えんどう・てつお) 1943年(昭和18)新潟県六日町(現・南魚沼市)生まれ。庶民の快食を追求するフリーライター。通称“エンテツ”。著書に『汁かけめし快食學』『大衆食堂パラダイス』(ちくま文庫)など。現在、ちくま新書より新刊『大衆めし激動の戦後史―「いいモノ」食ってりゃ幸せか?』が発売中。